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2024/07/24

☆今日は【OLみすゞ塾】小諸クラス☆

 


皆さんは【生活綴り方】【生活図画】というのを聞いたことがあるでしょうか?

金子みすゞが活躍した大正時代に大流行していた童謡の雑誌では、子どもたちの詩や作文、絵も募集していました。

そのモットーは、嘘をかいてはいけない、見た通り感じたままをというものでした。

生活を見つめることで、自分を高め、社会を良くするという運動にまで高まったのです。

が、それは戦時ではNGで、お国に盲従することだけが是だった。

この運動は治安維持法によって弾圧され、旭川事件、横浜事件まで起きました。


そんな話を、朗読練習前の【みすゞ豆知識】タイムでしたところ…

さすが【信濃教育】のお膝元!!!

生活綴り方の流れをくむ教育は今も息づき『しなの子ども詩集』が毎年出版されているそうな!!!



こういうトリビアが楽しくってたまりませんの💝

明後日から、伝記執筆のための取材第2弾で山口へ飛びます。

土産話のご報告、どうぞお楽しみに♪


2024/07/23

♪今日は音読サークル【キラリ☆笑】♪

 


秋の発表会のお稽古たけなわです💪

お休みした方の代役で、やなせたかしの『私はなんにもいえなかった』2連目を読んだら、やたら褒められました😂


そりゃね、他者が書いた言葉に命を吹き込むのが役者の仕事だもの💝

去年のファンパーティ【エミネンスLive】で演ったのよ。

来ればよかったわね😊

2024/07/15

金子みすゞの伝記執筆、山場に向かう下準備。

 


金子みすゞがデビューした大正12年9月号~廃刊となる大正15年7月号までの『童話』34冊、チェック完了!!!

もーーー字が小さくて、目から血が出そう😵

『童話』に投稿された詩の選者をしていた西條八十が、みすゞを絶賛。

しかーし、鮮烈なデビューから9か月後に、八十はフランスへ行ってしまうのよ、2年間も!!!

代りの選者・吉江孤雁は、みすゞの作風を好まなくて…

みすゞと二個の星と言われたライバルの島田忠夫ばかりをエコひいき😭

どうもその間に、島田の処女詩集出版の話が出来上がったニオイがした。

大正15年5月号の【編集室だより】に、「訪ねてきた島田を連れて吉江先生のところへ行った」と書いてある。

 

その号の通信欄で島田は、吉江先生が度々「一冊にまとめるよう」言って下さっていた童謡集を今年のうちに出版したいと書いている。【「柴木集」という名さえ冠している】とあるのは、吉江が『柴木集』というタイトルを付けてくれたという意味か。

実際に出版できたのは3年後だが、物事って、こうやって決まっていくのよね、いつだって。

大正15年2月に結婚したばかりのみすゞは、東京の出版社を気軽に訪ねたりなどできない下関に住んでいた。

世渡りの上手でないみすゞは、どんな気持ちで通信欄を読んだのだろう…

八十が悪いわけではないけれど、デビューして「さあこれからだ!」という時の2年の不在は、みすゞにとって取返しのつかない痛手だったことが切々と読み取れた。

西條先生、お恨み申します。

2024/07/11

訳あって…

 大切にしてきた演目・井上ひさし作『父と暮せば』を封印します😭




大道具、小道具一式と竹造(おとったん)の衣裳を、無償でさしあげます。

受け取りに来られる方、限定。

明日からでも上演できますよ…あ、美津江の衣裳はとっておくので、明日からというわけにはいかないか💦

           




「こまつ座より良かった」(初代を除く。すまけいさんと梅沢昌代さんには、とうていかないません💦)というお声のある舞台、観られた方はラッキーでしたね💝

レパートリーを繰り返し上演していると「いつでも観られる」と思うのでしょうが、「次」があるとは限らないのです。







2024/07/09

ぎゃーーー!!!(火サスのBGMを脳内セルフで流して下さい)

 次々に襲い来る不幸😭😭😭

4月に十二分にショックなことがあったのに、まだ来るなんて…感情壊れて笑えてくる😂😂😂

金子みすゞの伝記執筆というあり得ない奇跡に、持てる運の全てを突っ込んじゃってるのか💦

それが私の望みならば、その一点に全集中で懸け切るまで💝

応援団の方に打ち明けたら「元気出してね」セットが届きました、かたじけない🙏


元気出ました、ありがとう、おかげさまで頑張れます💪



2024/07/07

💛不思議な魅力の本💛

 


詩と馬への愛に溢れてた。

【理解不能であればあるほどより遠くへ行くための駆動力になります】

金子みすゞを追いかけ続けている私は、この言葉に、首をブンブン縦に振りました!

【だから詩を読まないというのは人生の大きな損失です】

そうです!だから【みす塾】にお入りになりませんか?

             


OLクラスもあるので、どこからでもご参加できます。

                            


OLの入門クラスは、こちら。

                 


講師は金子みすゞの伝記執筆中の私こと谷英美。

余談小屋(?)では、執筆こぼれ話的な金子みすゞ外伝満載。

本筋からはずれてしまうから調べたけど書かないこと山盛りで、腹ふくるる思い(笑)。







2024/07/02

💛『木の實と子供』地味だけど好きな詩💛


         

この詩の継子は、金子みすゞのお家から南へ一軒おいた隣にいました。

金子の始祖の先妻の家系が金子家、後妻の家系が継子のお家、みすゞとは親戚同士。

その子孫にあたる方が、何と昨年、隣町でやっている【じぶん開放講座】のおさらい会にいらして下さったのです!!!

何という引き寄せ!!!

のみならず、「仙崎では、青海島の人との付き合いは犬神が見てるから気を付けろって言うのよ」と謎な発言!!!

仙崎とは金子みすゞの生れ故郷、青海島はその北側にある島のことです。

「イ、イヌガミってなんですか~~~?」って聞いたけど、「思春期の頃に聞いただけで、私は東京に出てきちゃって、仙崎へは10年も帰ってないから分らない」そうな。

その後の調査は伝記に書いたので、乞うご期待☆彡