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2019/08/31

【本日です】

間もなく出発、衣裳を忘れずに…っと!!!


お天気がもちますように。

まだ、お席あるようです、14:00~@キラリふじみ・メインホール。
アクセス

〈ぞうれっしゃ〉の発車まで、まだ間に合いますよ~~~♪


劇場で、お待ちしております🙇

2019/08/30

 【ぞうれっしゃがやってきた】


1部で、原作の絵本を朗読させていただきます。

企業秘密ですが(笑)、朗読用に直した台本をちょっとだけ特別公開!!!


行割りや読点(、)漢字なのか仮名なのか…

自分の呼吸に合わせてカスタマイズ☆

まだ、お席はあるそうです。

明日は、埼玉県富士見市〈キラリふじみ〉メインホールへ、Go!!!
アクセス

物言えぬ動物たちが殺される戦争を二度と起こさぬよう、声を合わせて、心を合わせて♪





2019/08/29

【八月も終わりますね】

広島、長崎、敗戦記念日、お盆…命や戦争、平和に気持ちが向く八月…

シダックスカルチャー富士見上沢店の閉校で、自分開放講座は先月から「いつまでも」というカラオケ屋さんへと移動。

やっと、鍵の開け方や機材の扱いにも慣れてきました。

今日の〈歌の朗読〉は、阿久悠作詞による沢田研二の名曲『ヤマトより愛を込めて』。
youtube『ヤマトより愛を込めて』

アニメ『宇宙戦艦ヤマト』を知らないとイメージしにくいかなと、特攻隊として散った穴澤利夫大尉が恋人に宛てた最期のお手紙をガイドとして読みました。
知覧特攻平和会館デジタルアーカイブ

「あなたの幸せを希う以外に何物もない」と、自分の事など忘れて未来に生きてくれとの手紙に、みな涙…

八月の締めくくりにふさわしいレッスンになったかなという気がしました。

2019/08/28

【ぞうれっしゃコンサート】

1部で、原作絵本を朗読させていただきます。


昨日は、リハでした。


私は、他の舞台同様フツーに頑張り、頑張った通りの仕上がりで、格別の出来というわけではないので…


「凄い感動した!!!」とたくさんの方に言っていただけて、かえってキョトンとしてしまいました。

私にとっての〈当たり前〉って、世間ではそんなにスゴイのか(笑)?!!!

まだお席、あるそうです。

今週土曜、8月31日14:00~@キラリふじみ・メインホール


よかったら、いらっしゃいませんか?

2019/08/26

【さぁ来る、サークル】

今日は、川越の蓮馨寺でやっている〈みすゞ塾〉でした。

始まる前、塾生有志が、ファンクラブ会報封入を手伝って下さいました(感謝🙇)。


作業後の一服には、陸前高田の芋羊羹☆彡


ファンクラブは入会随時、入会金なし、年会費2,500円。

年4回、5月、8月、11月、2月に、谷英美の喜怒哀楽がぎっしり詰まった12ページの会報をお届けします。

今号のメイン記事は、6月の沖縄公演レポート。

会員となって、応援していただけましたなら幸甚です。

入会ご希望の方は、事務局にて承ります。
事務局メアド

よろしくお願いいたします🙇

2019/08/25

【表現? or 方言?】

震災後のCMで流れた金子みすゞの『こだまでせうか』の冒頭では…  〈遊〉ばうに、〈あす〉ばうとルビがふってあります。


金子みすゞ全集 『さみしい王女』より

 要は、「あそぼう」ではなく、「あすぼう」と読むという事です。

みすゞには他にも、「かぞえる」ではなく、「かずえる」という表記の詩もあります。

これらは、詩人としての〈表現な〉のか、生まれ故郷・山口県長門市仙崎の〈方言〉なのか?

仙崎の生き字引、坂本和磨さんにお電話して教えていただきました。

「ここいらでは、よくそう言いよりますけぇ」との事で、方言だそうです。

昨年3月、みすゞの足跡を辿る大人の修学旅行でも、仙崎でのガイドは坂本さんにお願いしました。


お元気そうで何より、久しぶりにお声を聞けて嬉しかったです。


2019/08/24

【3年ぶりです】

金子みすゞを描いた一人芝居『空のかあさま』、来年3月21日(土)15時、川越市西文化会館メルトにて上演。

川越市古流協会副会長・網代理味先生の華道ライブと、待望のコラボ!!!


1部のライブで活けたお花を、そのまま2部のお芝居の舞台美術とします☆

受付・物販スタッフ、そして実行委員としてチケットを広めて下さる仲間を大大大募集しております。

ご応募、心よりお待ち申しております、よろしくお願いいたします🙇


ご応募は、『アローン・シアター』事務局まで。
『アローン・シアター』事務局

2019/08/21

【感動のツアー再び】


太宰は昭和23年4月29日~5月12日まで大宮に滞在し、『人間失格』の第三の手記の終わりからあとがきまでを書き上げました。

その滞在期間に合わせて、この4月29日、太宰の足跡を辿るツアーが開催され参加しました。

太宰ファンは狂喜乱舞する素晴らしいツアーで、感動した勢いで、10月19日(土)のツアーのお手伝いをさせていただいています。
太宰ツアー@大宮 2019 秋


そんな次第で、今回のツアーでは、私のミニミニ朗読会もございます。



朗読するのは、太宰が入水直前まで執筆していた未完の連載『グッドバイ』の、「怪力」から最後まで。

読んでから聴くか、聴いてから読むか☆

ぜひぜひ、ご参加下さいませーーー🙇

2019/08/19

【話題の『主戦場』観てきました】

知る人ぞ知る川越スカラ座は、一昨年、観る朗読『東京タワー』を上演した会場でもあります。

スカラ座は、その時以来のご無沙汰で(大汗)…観たい作品があっても、上映期間や時間が都合と合わなかったり…

今日、やっと行く事ができました☆


愛知トリエンナーレでの〈表現の不自由展〉を経た今、さらに観る価値が高まったように思います。

ただ、字幕の出る場所が画面の中で変わるうえに、テンポが速過ぎて字幕を追いきれず、理解する前に次に行ってしまう。

私でさえそうだという事は、シニアにはとてもついてゆけないでしょう。

良い作品なだけに、とてももったいないと感じました。

2019/08/16

【感謝🙇】

『アローン・シアター』事務局・佐藤さんの教え子である大橋冴くんは、毎年、陸前高田の七夕で川原祭組のお世話になっております。


大橋くんが陸前高田で預かってきてくれたお土産を、とうに受け取っていたのですが…


広島から帰ってきたと思ったら、息子が帰省、続けてお盆とバタバタで…

やっと先ほど、天照御祖神社の美津子先生にお電話しました(大汗)。

川原祭組の会長への御礼状も、これから投函しに行ってまいります。

大橋くんも、ありがとうね!!!

2019/08/15

【今年の福島公演】

震災前の公演でお世話になったご縁の中で、〈ゆず沢の茶屋〉へ毎年、舞台をお届けしております。
ゆず沢の茶屋@福島市

今年の演目は、生誕110年に寄せて太宰治作『散華』。

太宰は、私がライフワークにしている金子みすゞの6歳下になります。

そしてなんと、『人間失格』という有名な作品は、埼玉県の大宮という、私の住むお隣の街で書かれました。

そんなお話とからめて、昭和19年に書かれた『散華』を朗読いたします。

あらゆる芸術が戦意高揚に加担、もしくは利用された戦時下で、太宰は何を想い『散華』を書いたのか…

文学の言葉の森を、ご一緒にさ迷ってみませんか?
 
2019年9月13日(金)18:30~
    9月14日(土)14:00~

@福島市〈ゆず沢の茶屋〉離れの工房
福島市荒井字横塚2-8
アクセス

木戸銭 2,300円(おにぎりセット付)

★会場設営とおにぎりセット準備の都合上、必ずご予約下さるようお願いいたします🙇

【ご予約・お問い合わせ】
ゆず沢の茶屋 024-593-5088
『アローン・シアター】 090-6147-4160(佐藤)


2019/08/14

【おさんどん終了】

息子は昨日、彼女と仲良く愛の巣へと帰ってゆきました☆

息子たちの滞在中、あんまり暑いので(私は喉によくないからクーラーを使いません)写真のようなカッコをしていたら…


「どしたの、ダンサーみたいなカッコして、職業変えたの?」と言われましたとさ(笑)。

めでたし、めでたし♪

2019/08/12

【娘ができます】

息子が昨日から、(いつものように)彼女を連れて帰省してきています。

「プロポーズは、ちゃんとしたの?」と聞いたら…

来年5月、挙式するそうです!!!

2月、肺気胸で入院した息子と、はからずもサシでゆっくり話す時間をとれた時に言いました。

「〇〇ちゃん(彼女の名)は会社の部下なんだから、ちゃんとしないとパワハラ、セクハラで、Me too!って訴えられるよ(笑)」と。

「なんかきっかけないと、あらたまってプロポーズするタイミング失うし。この入院、いいチャンスなんじゃないの」と。

入院で、彼女の存在の大きさを感じたのでしょう。

それぞれの実家に帰省する時には、いつも二人揃って。

…そんなユニークな地固めで、結婚にソフトランディング。

出逢いに感謝です、うちの子を選んでくれてほんとありがとうね🙇


2019/08/11

【広島ご報告 ファイナル(長いです)】

今回の取材のメイン、金光稲荷神社の事。

アヤシイ話をするので(笑)、苦手な方はスルーして下さいね🙇


500段はあるという石段を一歩一歩、その一足ごとに生まれ変わってゆく自分を感じた。

なぜかはわからないが強くそう感じた、こんな事は生まれて初めて、強いエネルギーに満たされてゆく。

ほぼ徹夜でヘロヘロなのに、ガンガン登れて不思議だった。

頂上で、大きな磐座が出迎えてくれた。


天然の見晴らし台のようなその磐座に登ると一陣の風、恐いほどのざわめき…

その風の声を、ごめんなさい、ここに書きたく思いません。

それは磐神さまと、お狐さまと、私だけが分かっていれば良い事のように思います。

そしてそれは、私が『アローン・シアター』で明かしてゆく事になる気がします。

授かった命の役割に従って生きる事が、生きとし生けるものたちの仕事。

古来、芸能は、神様への捧げものでありました。

その役を生きるのが、役者である私の仕事ならば、生かされてゆくでしょう。

初めてなのに懐かしい…心の中で「ただいま」という言葉がついて出る磁場がありました。

「私のルーツはここだ」という根拠の無い直感。

己の命の仕事への覚悟が定まりました。

(感じ悪い言い方になりますが)私は女優になりたくてなったわけではないので、スキあらば逃げる気満々でしたが、もう観念いたします。

この命、お預けいたします。

そして、お役を全うできるよう努力いたします。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

…そうご挨拶して辞してきました。

2019/08/09

【広島ご報告 ②】

式典が、式典のための式典となっている事も、そこに身を置かなければ知り得ない。

その虚無感よりは、8時15分の現地で体感した、自分の外側での事、自分の内側で起こった事…現地での時空の超越は理屈ではない。

今回、田口ランディ作『イワガミ』をレパートリーに入れるための取材で、相手役の男性(クマちゃん)と原爆資料館で落ち合う事にしていました。

そしたら何と資料館は広いのに、連絡を取り合う前に見学順路で、クマちゃんにばったり遭遇!!!

やったーーー!!!カフー(幸運)!!!このプロジェクトは守られている。

昼食は広島駅前デパート福屋でゲットした20食限定〈うえの〉のあなごめしを、デパート11階のパノラマフードコートで♪


おや、パノラマビューを楽しんでいるうちに雨もあがった様子、カフー(幸運)!!!


今回の取材のメイン、二葉山の金光稲荷神社へ(これについてはまた明日)。


クマちゃんはこの後、従弟がやっている宿へ行くという事でここでお別れ、付き合ってくれてありがとーーー!!!

谷と佐藤は、力を振り絞って灯籠流しへ行くも、石段に座ったらもう動けない谷「見るだけでいいや」…。

佐藤さん偉いワーーー、「せっかくだからやろう」と灯籠をゲットしてきてくれました、ありがとーーー🙇

おかげさまで流せた灯籠を眺めていたら、ふと涙がこぼれたのはなぜだろう…


子ども連れの家族、友達同士の若者たち、そしてたくさんの外国の方たちの祈りの灯籠が流れて揺れて…

なんか嬉しかった、それはきっと魂たちも喜んでくれているから。

8月6日の広島は、式典会場も、原爆資料館も、灯籠流しも、外国の人たちで溢れていました。


世界平和は崖っぷちの危機だけれど、希望はある。

この国の政府がどんなに駄目でも、世界の知性と良識は存在している。

希望の光が、大きな収穫でした。

2019/08/08

【広島ご報告 ①】

昨日、まだ明るいうちに無事帰ってまいりました。

今回の取材の目玉である金光稲荷神社での事は、あまりに個的でスピリチュアルな体験過ぎて、まだ言葉にできません…


ただ、〈嵐を呼ぶ女〉、8月6日の式典にも台風を2つ呼んでしまいました(大汗)。


これまでのニュースで、雨の式典というのは記憶になく…

猛烈な暑さを覚悟して行ったので、助かりました。


それにしてもどーーーしてこう、台風に向かって突っ込んで行くとか、追いかけられながら移動とかばかりなのでしょうか。

日照り続きで雨乞いをしたい方は、私を呼ぶといいかもしれません(笑)。

2019/08/05

【広島】

8月6日の式典に向け、川越を出発します。


リニューアルした原爆資料館を見て…

取り組もうとしている田口ランディ作『イワガミ』の取材で、二葉の里の金光稲荷神社へ。

磐神様にご挨拶をしに参ります。

広島は、井上ひさし作『父と暮せば』の取材以来、11年ぶり。

その時お世話になった方に教わった、20食限定〈うえのの穴子めし〉、お昼用にしっかり予約しました☆

ボンビーなもので自車の軽で仮眠しながらの強行軍、明日の穴子めしを楽しみに安全運転でガンバります!!!

2019/08/04

【夏休みのお勉強】

昨日は、盛岡の藤澤陽子さんとランチデート♪月1で、藤田京子先生のヴォイストレーニングで上京しているので。写真を撮り忘れて、ざんねーーーん。

その後は、沖縄を描いた『宝島』で直木賞を受賞した真藤順丈さんのお話を聴きに夏の文学教室へ。 今年のテーマは「越境・往還することば」。


沖縄人ではない者が沖縄を書いていいのか?という、一番越境し難い問題に、やはり立ち往生したそうです。

私も、戦争を知らない本土の人間が、沖縄で沖縄戦の朗読公演をする事において、今もひるむ自分がいます。一番聴きたかった核心に触らせて下さいました。

頭では、いつの時代のどこを描こうと自由だと思っていても、沖縄の方が怒るのでは?おこがましいのでは?という不安や疑問がいっぱいだったそうです。

かたや、外の人間だからこそ提出できる普遍性もあるのではという思いとの間で揺れたとの事。

他の中に自己を見出す、戦果アギャーという主人公に自己を投影して、地面を這いながら腫物に突っ込んでいく、その汗や身体性が作中の青春の向こう見ずさとシンクロするのでは…

戦果アギャーは、米軍基地へと越境して盗んだ戦果を持ち帰り分配する、それは作家の仕事にとても近い。

作家も違う世界に越境し、持ち帰った物語を他者に分配する。

それが出来れば、僕が『宝島』を書いてもいいはず。そしてそれを出来る自信はあった。


他者の中に自分の欠片を見出す、寄り添うのではなく同化していく…それがとても大事なのでは。

真藤さんの言葉に、チムグリサというウチナーグチが浮かびました。

これは、直訳すると「可哀相」になるのでしょうが、全く別物です。あなたが気の毒過ぎて、私のチム(肝・心)は苦しくて苦しくて堪らない…これは、相手と同化しているから湧いてくる感情で。外側から「可哀相」と言うのとは、まったく立ち位置が違う。

まさに真藤さんは越境して沖縄を生き、ことばを往還させたのだなぁと感動しました。