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2019/04/30

【太宰@大宮ツアー 感激レポート①】


こんなツアーを出来るのは、玉手さん以外にいないと思います。同じ時代に、素晴らしい研究者と、こんなに近くに存在できる奇跡よ!!!

中身が濃過ぎて長くなるので、3回に分けて、感謝のご報告したいと思います。

まずのっけから…五所川原(太宰の生まれ故郷の青森)からご親戚の津島克正さんが遠路ご参加下さり、みんな大コーフン!!!

え?苗字が津島(太宰の本名は津島修治)…キャ~~~お顔が似てる…っていうか、そっくり~~~!!!

あちこちから悲鳴のような歓声があがり、津島さんフォトジェニック状態☆

私ももちろん、記念のツーショットをお願いしました。


ツーショットの場所は太宰が大宮滞在中、胸を病んでいた太宰のケアをしていた宇治病院旧宅。

津島さんと私の後ろにある座卓は、大宮の別の場所(小野沢宅)で執筆していた太宰が使っていた物。

見学の小道具として、太宰が好きだったウィスキーまで飾られていた☆


太宰はいつも左手に煙草を話さなかったそうで、座卓には焼け焦げの跡が。

玉手さん「お手を触れないで下さいなんてケチな事言いませんから、皆さんどうぞ」と言って下さり、みんな太宰の気配を愛おしむかのようにタッチしていた。

机の後ろには、日本初の職業漫画家・北澤楽天が、宇治病院の診察風景を描いたという絵(漫画?)が!!!


いつもは病院のほうに飾られているそうですが、こんなお宝まで拝見できる超豪華なおまけ付き!!!

昼食会場では、津島さんからお土産のクッキーまで配られ、感激は最高潮に!!!


私は、もったいなくて食べられなくて…とってあります(笑)。

2019/04/27

【沖縄公演 始動】

とりあえずファンクラブ会報原稿は校正に回したので、沖縄の準備を始めます。

去年、うるま市での公演をご覧下さった、名護市のギタリスト・大城松健さんが今年、実行委員長となって下さいました!!!


なので劇中音源を使わず、生ギターでいく事に♪

それに合わせて台本も直しました。


自分の書下ろしだと、作者に直しの許可を取らなくていいので、めっちゃ便利~~~☆

『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー沖縄公演は、6月14日(金)19時~名護市市民会館中ホールにて。

絶賛、お客様募集中です、よろしくお願いいたします🙇

2019/04/25

【悶絶、書きこもり中】

谷英美『アローン・シアター』ファンクラブ会報5月号の原稿、あと一本を残すところまできました~~~!!!

『銀の舟』という読者との交流コーナーを書いたら、校正に回します。

今号は、暮れからの喉の不調の中の公演を切り抜けてきた、綱渡りレポート。

新年度会員も募集中です。


新しい四月、よろしければぜひご入会下さいませませ☆

2019/04/22

昭和23年、大宮で『人間失格』を執筆した太宰の足跡を辿るツアーに、29日に参加します。
ツアー詳細

予習して行こうと、久しぶりに読み返しました。

やっぱ、好きだ~~~~~!!!!!

太宰の〈弱虫の唄〉は、私の人生の傷薬…

保育園時代、園長の娘が手下と悪事を働くのを先生に言いつけたたら、なぜか私が真っ暗なお仕置き部屋(たぶん押し入れか物置?)に入れられたのを皮切りに…

小学校4年の時、セクハラ担任への抗議で授業をボイコットしたら、なぜかクラスの女子が私の真似をしてしまい、PTA会議にかけられる大問題に!!!

問題になったのは、セクハラ教師ではなく、私の行い(笑)。

「誰にやれって言われたんだ?」という、おきまりの犯人捜し。

「〇〇さん(谷の本名)にやれって言われました」と、女子全員が寝返った。

私は、そんな事、一言も言ってないんですが。

その後、クラスの男子からの壮絶な苛めは忘れられません。

5歳で世間を知り、10歳で裏切りを知り、もう誰も信じないと心に誓ったあの日は、どれだけ時が経っても決して遠くなる事はない。

どれだけ馬鹿を見ても、人を嫌いになれなくて…

だから、太宰の必死の求愛が、痛いほど胸に沁みるのかな。

ツアー、めっちゃ楽しみです☆


2019/04/20

☆2月に『東京タワー』を主催して下さった、北本文化センターが35周年だそうです☆

35周年記念コンサートに招待していただきました♪


光栄ですが、〈ご招待〉を忖度すると…「あなたを招待するから、お友達を連れてきてね」という意味ですよね(汗)。

どなたかご一緒しませんか?

この日は私、空けてあります。

「谷さんに会いたい、お喋りしたい、一緒に呑みたい」…という純粋に不純な動機、大歓迎(笑)!!!

実は、北本文化センターさんは今後、私の金子みすゞの朗読公演や講座をご検討下さっていて…私、手ぶらでは行かれないのです。

谷英美エイド、Help me~~~、誰か一緒に行って下さ~~~い、お助けマン&ウーマン募集中で~~~す!!!

2019/04/18

【今日は自分開放講座@シダックスでした】

年号が変わるので〈一陽来復〉をテーマにムーヴメント♪

あ、ムーヴメントとは、テーマとかけた音楽から受けるインスピレーションで自由に動く準備体操的ダンス(?)です。
谷が講師をしている〈自分開放講座〉

前回出した「平成を短い言葉で言い表すとしたら?」という宿題の答えも板書してみました。


面白かったのは、受講者2人とも「自分にとって」という視点で総括していた事。

私は、「どんな時代だったかなぁ」と振り返った時に浮かんだ言葉が「嘘まみれ」でした。

平成も終わりますね…汚いオトナたちの嘘が横行すればするほど〈本当のコト・モノ〉が欲しくなる私です。

2019/04/15

【金子みすゞ考】

皆さんは、雪の中へ花火を上げたいと思ったことはありますか?

昨今、カウントダンで真冬の花火もありますが…

この詩に出てくる季節、人生を例えているととることもできます。
(金子みすゞ全集『空のかあさま』より)

「遠い」「夏」の花火を、「粉雪の晩」に、もう一度上げてみたいと「ふっと思ふ」…

夢は叶うと信じられた若い日は、もう二度とかえらない。

26歳で自死したみすゞは、20代ですでに晩年、信じられないほど老成した詩を書いています。

もちろん人生と切り離して、言葉の意味通りの単純な世界としても成立はしています。

そしてこの雪は、重いぼたん雪ではダメだし…柳は枯れてなくちゃダメだし、これが欅では詩になりません。

粉雪、枯れ柳、かげ、遠い日…詩の言葉は、それ自体が単体で「世界」を持っている。

みすゞはきっと、頭でこね繰り回して詩作してはいないと思う。

感覚で言葉をチョイスする才能が、いつもいつも「スッゲ~~~!!!」と舌を巻いています☆

2019/04/14

【明日は、みすゞ塾】

川越の蓮馨寺で、金子みすゞの詩を声に出して読み合う塾が、14年続いています。
谷が塾長をしている〈みすゞ塾〉

朗読練習の前に毎回、A41枚の〈みすゞ豆知識〉でお勉強。

今、取り上げているのは下関在住の金子みすゞ研究家・木原豊美さんが連載した「ひろがる金子みすゞの世界」。

16年前、毎日新聞山口版に23回に亘って掲載された。

何と木原さんは、連載の最後の2回を使って、私の公演を取り上げて下さった。


金子みすゞ生誕100年のお誕生日に、池袋の自由学園講堂〈明日館〉で上演した独り芝居『空のかあさま』。

あの時の〈みすゞ観〉は、今も古びる事なく、私の胸に息づいている。

2019/04/13

【ファンパーティ エミネンスLive 谷英美劇場 動画集】

♪おまえの家(アカペラ)
途中でドアを叩く音が聞こえた気がして開けたところで途切れてます(汗)
♪おまえの家(続き)→中也→金子みすゞ『二つの草』
♪友情(歌と朗読)これも途中で切れてます(汗)
♪友情(続き)
♪短歌→蕎麦屋(アカペラ)
おしまい

2019/04/12

【ファンパーティvol.12ご報告】

川越古流協会副会長の網代理味先生が、今年も素敵なお花をプレゼントして下さいました。


「友情」というLiveのテーマもいまいちとらえどころがなく、衣裳も地味だし迷ったそうですが、朗読する金子みすゞの『二つの草』からイメージが広がったそうです。


(金子みすゞ全集『空のかあさま』より)

昨日、会場では気付きませんでしたが、ミニパイナップルが〈二つの草〉を現していたのですね…


草同士はお互いを見失ってしまうけれど、失くなってしまったわけではない友情を、花たちがかばうように祝福するように咲いている…

なんだか私の不器用で理解されにくい魂を、「大丈夫よ、わかってるから」と言って下さっているような気がして、今朝一人でじっと見ていたら泣けてきました。

ご来場下さった皆様、ご参加かなわなかった皆様、本当にありがとうございました!!!


応援団発足12周年を共に祝えた喜びと感謝胸に、13年目へと踏み出します。


ミニパイナップルみたいに、ちっさくてちんちくりんな私ですが、これからもよろしくお願いします🙇

2019/04/11

【ファンパーティvol.12 本日です】

川越は風が強いです、気を付けていらして下さいね☆

満員御礼のため、飛び入り参加はお受けできません、ごめんなさい🙇

去年は、目白押しの〈10周年記念企画〉を無事終えたご報告をしつつ、10年の歩みを振り返るエミネンスLiveでした。

各支部(?)で旗を振って下さっていた男性陣はことごとく鬼籍に入られ、女性陣はみんな未亡人に…

だから去年のLiveのテーマは〈命と祈り〉…


ありがとう、おかげさまで私は元気でガンバっています、応援団の第2部(天国)での応援、これからもよろしくお願いします!!!と。

今年のテーマは〈友情〉です。

この言葉から皆さんは、何を思い浮かべるでしょうか♪

2019/04/10

【明日は、ファンパーティ】

金子みすゞのお誕生日、4月11日は、谷英美『アローン・シアター』応援団の発足日でもあります。

毎年、Wの誕生を祝ってこの日に、ファンパーティを開催。

3000円ポッキリでアルコールも含む飲み放題、軽食とは言えないボリュームの1プレート付!!!

さらに感謝を込め、ショーチャージなしで、小さなステージ〈エミネンスLive〉も開催♪


おかげさまで満員御礼。

ブログをご覧下さった方から「行こうと思ったのに、ざんね~~~ん」と、メールをいただきました、ごめんなさい🙇

さぁ、パーティホステスとして、真心込めて準備に取り掛かりま~~~す!!!

P.S.ブログにコメント欄あるのに、なんでメールがくるんだろう…

リニューアルする前はコメント書き込めない作りだったので、会った時に直接言われたりしてました。

まいっか、ご覧下さっているのは嬉しいですから☆

(写真は去年『命と祈り』がテーマのLive)

2019/04/08

【腐ったみかん】

金八先生世代には懐かしい言葉でしょうか。

先日の〈みすゞ塾〉で、『麦のくろんぼ』がテキストだった時の事。
金子みすゞの詩を声に出して読み合う〈みすゞ塾〉@川越市 蓮馨寺

この詩の朗読は、自分を〈麦のくろんぼ〉の立場でやるか、〈フツーの麦〉の立場でやるかで、物凄~く変わってきます。
(金子みすゞ全集『空のかあさま』より)

元ヤンの私は、もちろん間引かれる〈麦のくろんぼ〉の立場をとります。

だから私にとっては、けっこう痛い詩です。

ほとんどの人がそうだろうと思っていたら、どうやら私の思い込みでしかなかったようで…塾生の間でも意見が分かれました。

『アローン・シアター』事務局・佐藤さんは、塾生としてご参加下さっているのですが、彼にも尋ねたところ…

「もちろん私はフツーの麦だよ」と元気に答えてくれました☆

塾生Iさんは、「私も。でもフツーっていうよりは、その他大勢にまぎれていたいみたいな」と。

なるほど~~~!!!と、大変勉強になりました。

2019/04/07

昨日は、友人が所属?結成?している小江戸トリビュートバンドが主催するコンサートに行ってきました~♪


開演時には出演者自ら「携帯鳴ったら出て下さいね、急ぎの用件かもしれないですから。僕らのほうが、音量下げますので」と、ユーモアたっぷりにアナウンス(爆)。

パンツやおっぱいの歌あり、出演者のお子さん2人がステージをちょろちょろ…とめっちゃアットホーム。

アンコールの『What A Wonderful World』の曲の世界そのものでした!!!


その後は、大好きな沖縄家庭料理・ゆんたく亭さんへ。
ゆんたく亭さん



伊良部島から届いたというなまり節は、なまり節の概念をくつがえすお味でした☆



佐藤さんが写真を撮っているそばから、私が食べようとしているお箸が映り込んでますネ~(汗)。



心もお腹も大満足な一日でした。

2019/04/06

【びっくり!!!】

「下関の上新地に身を置いてみなければ、金子みすゞの詩の神髄はわからない」と発信し続け…

みすゞと同じ時代を生きた竹久夢二が大好きと言いふらしていたら…

下関出身で、あの時代の文化のパトロンだった河村幸次郎氏に所縁の品々が、私のところにやってきました!!!


河村氏がコレクションした夢二作品の図録・ポスター・ポストカード!!!

何と河村氏は、晩年のみすゞが投稿していた『燭台』という、下関に発行所のあった西日本を標榜する文芸誌の創刊にも参加したという。

河村氏は、みすゞの2歳上、その弟さん(?)はみすゞをご存知だったとか…

絶対オンタイムで、雑誌に載ったみすゞの詩をお読みになっていたはず!!!

嗚呼、ご存命中にお話を伺いたかった…!!!

こんなご縁が繋がるなんて…感謝いたします☆

2019/04/04

【暴力という本能?】






川越の蓮馨寺で、金子みすゞの詩を声に出して読み合う〈みすゞ塾〉が14年続いています。
about みすゞ塾



この季節は、塾の日と、お天気と、桜の具合がマッチすれば、詩集を持って境内へ。

月曜日のお花見野外学習で、金子みすゞの「かりうど」という詩を詠んだら、はからずも己の暴力性に気付かされました。
(金子みすゞ全集『空のかあさま』より)

この詩をお部屋で詠んでいる時には、ちっともそんな事を思わなかったのに…

外で、桜にとまっている鳩を見ながら、塾生の朗読を聴いているうちに…

「いやぁ、みどりの弾だって、当たれば痛いだろう」とか…
「杉鉄砲で、あの鳩を打ってみたい」とか、思っている自分がいました。

きっと私だけが特別暴力的なわけではなくて…

人間は、武器を作れば、持てば誰でも使ってみたくなるというのが〈自分事〉になりました。

ちょっと大袈裟かもしれませんが(汗)。

2019/04/03

【ファンパーティ vol.12】

4月11日は、金子みすゞのお誕生日。そして、『アローン・シアター』谷英美ファンクラブの発足日でもあります。

毎年この日に開催してきた、両方の誕生を祝うパーティも、回を重ねること12回となりました。

日頃の応援への感謝を込め、ショーチャージなしで、エミゾ~ル(←ってなんやねん?!笑)満載の、エミネンスLiveをお贈りします。

今年のテーマは〈友情〉。

皆さんは、友情という言葉から、どんな事を思い浮かべるでしょうか…。
〈今年のプログラム〉
 1、中島みゆきの『おまえの家』(アカペラ)
2、金子みすゞの詩の朗読『二つの草』
3、みゆきの『友情』を、歌と朗読で
4、みゆきの『蕎麦屋』(アカペラ)

上記に、秘密兵器のネタ帳からピックアップした言葉をちりばめてお贈りします!!!


心に残った言葉や、自分の内側から湧いてきたポエムのかけらを書き溜めたネタ帳…

今回は、中原中也の詩の一節、劇団〈第3エロチカ〉川村毅さんの作品のセリフ、高校生の短歌を引用☆

歌と朗読で綴る〈谷英美劇場〉、ココでしか演らないステージです♪


おかげさまで満員御礼、受付は締め切っております🙇

心ならずも、すでに4名様お断りする次第となり誠に申し訳ありません。

来年のご参加を、心よりお待ち申しております。

2019/04/02


【お花見野外学習】

川越の蓮馨寺で14年続いている〈みすゞ塾〉。
みすゞ塾

毎年この時期は、詩集を持って境内へ。

桜の下で金子みすゞの詩を詠むという風流を楽しめるのも、お教室が蓮馨寺だからこそ☆

いつもの教室をお花見の場所に変更する手間があったら、移動がおっくうで…

「そんなにガンバってまで、お花見野外学習しなくても…」という事になるでしょう。

昨日はちょっと寒かったけれど、七分咲きの桜が綺麗でした。

みすゞの詩も、野外で聴くと、また新たな発見に出逢えたりして面白かったなぁ!!!


お花見の後は、〈沖縄物産・真南風〉さんへ。
川越の沖縄物産〈真南風〉

私め、もちっ娘琉球バナナジュースで真南風(まはえ)に行列を作る会の会長をしておりまして。


欠席の塾生が多く、行列を作るには人数が足りなかったのですが、呼び込みでお客様をゲット!!!

もちっ娘琉球バナナジュースで真南風に行列を作る会・会長の面目が、かろうじて立ったでしょうか(大汗)。

楽しい雰囲気を醸しながら、真南風さんを応援してゆけたらと思っていま~す♪