【暴力という本能?】
川越の蓮馨寺で、金子みすゞの詩を声に出して読み合う〈みすゞ塾〉が14年続いています。
about みすゞ塾
この季節は、塾の日と、お天気と、桜の具合がマッチすれば、詩集を持って境内へ。
月曜日のお花見野外学習で、金子みすゞの「かりうど」という詩を詠んだら、はからずも己の暴力性に気付かされました。
(金子みすゞ全集『空のかあさま』より)
この詩をお部屋で詠んでいる時には、ちっともそんな事を思わなかったのに…
外で、桜にとまっている鳩を見ながら、塾生の朗読を聴いているうちに…
「いやぁ、みどりの弾だって、当たれば痛いだろう」とか…
「杉鉄砲で、あの鳩を打ってみたい」とか、思っている自分がいました。
きっと私だけが特別暴力的なわけではなくて…
人間は、武器を作れば、持てば誰でも使ってみたくなるというのが〈自分事〉になりました。
ちょっと大袈裟かもしれませんが(汗)。
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