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2024/03/27

矢崎節夫著『金子みすゞの生涯』に、モノ申す

 今日はオンライン小諸みすゞ塾vol.15でした



準備体操で四股を踏んでるとこ♪

金子みすゞの詩を声に出して読み合う【みすゞ塾】を、川越の蓮馨寺と、そこと同期させているオンラインクラス、そして去年立ち上がった入門編のオンラインクラス【小諸みすゞ塾】の3ヶ所で開催しています。

どのクラスも豆知識として、金子みすゞの生涯を学習してから朗読練習。

【小諸みすゞ塾】は入門クラスなので、金子みすゞを知ろうとする人がまず手に取る、矢崎節夫氏の『金子みすゞの生涯』を下敷きにしたプリントで学習。

今回は、小学校時代と女学校時代をピックアップ。


氏の著書では延々、同級生や近所の人へのインタビューで埋めてあります。

でもインタビューは、10歳の時の思い出を聞くとして、80歳の方に、70年前のことを聞いているのです。

それをそのまま金子みすゞの人物像とするのは無理があるんじゃないか、という解説を塾でしました。

かの山田詠美は「権威であることと権威的であることはぜ~んぜん違う」とのたまっておられますが、皆さんはどう思われますか?

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