【初】と付くものは、やはり特別で…
【金子みすゞ全集】1984(昭和59)年初版限定本がやってまいりましたーーー\(^o^)/
凄いなあ、外箱だけでなく、中も1冊ずつ箱に入ってる!!!
みすゞの詩は没後埋もれていて、みすゞの弟が持っていた遺稿手帳に矢崎節夫氏が辿り着いたものの…
当時でさえ「詩集は売れない」と出版社がそっぽを向く中、JULA出版が引き受けました。
出版費用を集めるため、1セット1万円の予約販売をした限定本なのです。
JULA出版にも矢崎氏にも山ほど問題はあるけれど、コレは欲しい、欲しかった。
私が最初に手にしたのは、この後に出た【新装版】。これももう絶版になってます。
1つ前のポストで書いた【近田さん】からの形見分けの品
私の一人芝居のオープニングの詩『海の果』のところにドッグイヤーしてあるのよ
有り難くて使えない
どこが違うんですか?というと…
別冊付録が、【初版本】は『思ひ出の記』、【新装版】は『金子みすゞノート』となっています。
【初版本】は、出版に協力した方々の【思い出】の手記が載っているのです。
「もしかしたらみすゞの伝記を執筆している谷さんの役に立つかもと」去年、【小諸みすゞ塾】の塾生が、旅行前にわざわざ国会図書館に寄ってコピーしてきて下さったのはあるのです。
でもやはり、原本は格別!!!ありがとーーー\(^o^)/
しかも、「手に入ったからプレゼントします」との連絡を受けたのは、何と3月10日の月曜日、金子みすゞの95回目の命日だったのです!!!
みすゞが差配してくれたとしか思えません(合掌)🙏
0 件のコメント:
コメントを投稿