【太宰@大宮ツアー 感激レポート③】
昼食会場では、太宰が大宮滞在中お世話係をしていたという畑田(当時は藤縄)信子さんがインタビューされたTVの録画を拝見。
信子さんが太宰の印象を語って曰く「当時まだ18歳で、有名な作家だとは知らず…普通のおじさんでした」。
その言葉は、昼食後に朗読された『人間失格』の〈あとがき〉のラストと見事に呼び合っていた。
…「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、…神様みたいないい子でした」(『人間失格』あとがきより)
千葉綾乃さんの朗読も素晴らしかった☆
豊かな余韻のうえに、心尽くしのお土産までいただいた!!!
ツアー主催者の玉手さんは、貴重な資料満載のファイルを一人一人に下さったのだ!!!
コピーをとり、閉じ、ファイリングするだけでも、どれだけ大変だったことか…
太宰は昭和23年、『人間失格』を仕上げるため大宮に、4月29日~5月12日まで滞在した。
それに合わせて、4月29日に開催したツアー。
71年前、太宰が新緑の中歩いた道を辿り、太宰の気配に耳を澄ませる至福の時…
玉手さんにしか出来ない贅沢なツアーを、本当にありがとうございました!!!
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