【謎な詩】
明日は、川越の蓮馨寺でやっている〈みすゞ塾〉。
みすゞ塾
前回とりあげた、この詩って、いまだによくわからないんですが…
金子みすゞは、掌に残る確かな記憶を書こうとしたら、こうなったのではという気がしています。
でも、手をひかれた相手が〈知らない旅のお坊さま〉って、なんかスゴクないですか?
そしてそれが、父親だったのではないかと言ってるっていうもの、スゴクないですか?
〈遠いむかし〉〈かへらぬむかし〉というのも、どうも懐かしいだけではないような…
だって、〈ざわざわ〉してるのは蟹なのかしら?みすゞの心なのではないかしら?
ラスト2行、お月さまとのこの親密さは何なんだろう…
たんぽぽ色って暖色だから、温かい感じがしますよね。
なんだかすごく揺れている感じです。
昔の塾では、あまりの解らなさに、勇敢な人しかチャレンジしませんでした。
でも先日は、5人もの塾生が朗読してくれて、ショーゲキ的な気付きをくれました!!!
特定できない様々な感情に引き裂かれている事を受け容れている状態…それって、命の在り様そのものじゃないかなって。
私が、舞台でやりたい事そのものじゃないかなって。
生きる事のどーしよーもなさへの愛みたいなものを表現したい、伝えたい、分かち合いたい…それが私の願いなのだと、気付かせてもらった気がします。
〈みすゞ塾〉は、私の大切な場所、ありがとうみんな🙇
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