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2022/07/26

【文学の薫り高き小諸】

今回、みすゞ塾以外ではしたことのない話をさせていただきました。

             
マニアックなので、どこまで分っていただけるか心配でしたが…

市民大学の皆さんの喰いつき、凄かったです!!!

現在出回っている金子みすゞの詩集には、当時の雑誌に掲載された表記のものと…

みすゞが命を絶つ半年前に手帳に清書した遺稿の表記の2種類が、ぐっちゃぐちゃに混在しています。

著作権は切れているのに、《金子みすゞ著作保存会》というまぎらわしい名称の団体を立ち上げ、権威である矢崎節夫さんが牛耳ってきた結果がコレです(著作の何をどう守ってきたのでしょう👹)。

私は《決定版》として、みすゞが書いたままの《本当のこと》を知りたい!!!

それが、みすゞの一番最後の思いなのだから。

遺稿を写真製版した《全集》が欲しいのです。

でも、あまりに身の程知らずなので、口から出すのが怖くて…

でも、誰かがやらなければ、ずっとこのままなわけで…

やむにやまれぬ気持ちで、お話させていただきました。

難しい説明だったにも関わらず、終演後のお見送りでは「その部分をもう1回聞きたい」とか…

「一筋に研究してきたあなたは求道者だ」とか(←褒め過ぎ😅)

「息子が出版社をやっているので相談してみては」とアドレスを教えて下さった方までありました。

勇気を出してお話して良かった、もう思い残すことはありません。

お世話になった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m

P.S.金子みすゞと同じ時代を生きた柴山みすゞという詩人が小諸にいたのです!!!

その発掘を発表なさった《小諸図書館職員・本途人舎》大池和美さんとのコラボは、本当に胸躍る仕事でした💛

金子と柴山、二人のみすゞに、火の山の麓で思いを馳せる…何という贅沢…大池さん、タッグを組めて幸せでした、ありがとうございます!!!






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