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2024/05/16

【金子みすゞの伝記執筆 取材第2弾】

 みすゞが詩に書いた2つのお祭りの取材に行きます。

7月26日が、生れ故郷・山口県長門市仙崎の祇園祭@八坂神社。


7月30日が、命を閉じた下関の夏越祭@亀山八幡宮。



仙崎では、詩に書いた女学校までの道を、もっかい歩こうと思ってる。


前の時は、生き字引の坂本さんのガイドで同行者がいたから、歩くことをちゃんと感じることができなかった💦




何でも、一人で、自力でやらないと身にならないですね。


自力用の地図 ↑

下関でのみすゞの足跡を落とし込んだ地図【お宝】

今日は下関でのアポを2つ取って、どう回るかプランしました。

車がないとどうにもならないんだけど、降りて歩きたい所では、停める場所をどうするか。

仙崎はね、割と自由に停められるけれど、下関は都会だからそういうわけにはいかない💦

みすゞが離婚後、娘を連れて出戻ってた本屋が、自殺後移転したのを知ったのは去年だったか…

今回、初めて行く。

下関は6年ぶり。

みすゞの頃の建物はどんどん消えてゆく

初めて訪ねた25年前は駅前の山陽ホテルも商工会議所もあったのに…

ぎりぎり見られた私はラッキーだった。

夫に病気を移されたみすゞは娘を風呂に入れられなかったの。

親戚に入浴を頼んでいた共同浴場は廃業したけどまだあるのよ。




今日お電話したら、女将さんも旦那さんもお元気そうだった!

同行者に、中を見せていただけることになりました、有り難や。


まだ営業していた頃、二度、お風呂をいただきました。



 奥の扉が開いてるところはサウナでした。

一目で土地の者ではないと分るからでしょう「どちらから?」なんて声をかけられたりして…

熱めのお湯に浸かりながら、みすゞに思いを馳せました🙏


この詩の舞台である光明寺さんも再訪します。


左上が笛を吹いてる天人です。

磨きに出したので金ぴかですが、みすゞが見ていたのは煤けた天人様でした。









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