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2024/05/05

【金子みすゞの生れ故郷・仙崎 取材レポート⑥堀の名残】

 金子みすゞの家だった所から北へすぐの十字路を、東西に掘通りがある。

名前のとおり、かつて堀があった。

その礎石が残っている。


花崗岩の萩石で、軽くて丈夫なので使われたそうだ。


この十字路を左(西)へ曲がってすぐの所に、仙崎湯があった。


当時はモダンな建物であったと思われる。

半円形の窓の右上、S字型が、かつての入り口にあった電灯

東の浜にあがった漁師たちは、ここで身体を洗って、その先の遊郭へと繰り出して行ったのだ。

仙崎は、1時間もあれば歩いて一周できちゃうぐらいの小さな町です。

その小さな町に、かつては5軒の遊郭がありました。

漁師町として、それぐらい賑わっていたのです。






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