金子みすゞの家だった所から北へすぐの十字路を、東西に掘通りがある。
名前のとおり、かつて堀があった。
その礎石が残っている。
花崗岩の萩石で、軽くて丈夫なので使われたそうだ。
この十字路を左(西)へ曲がってすぐの所に、仙崎湯があった。
半円形の窓の右上、S字型が、かつての入り口にあった電灯
東の浜にあがった漁師たちは、ここで身体を洗って、その先の遊郭へと繰り出して行ったのだ。
仙崎は、1時間もあれば歩いて一周できちゃうぐらいの小さな町です。
その小さな町に、かつては5軒の遊郭がありました。
漁師町として、それぐらい賑わっていたのです。
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